2023年4月18日(火)18:30~21:00
地域に特徴的な伝統食品「テロワール産品」はその土地の風景や景観イメージとむすびついています。ヨーロッパ山岳地帯のチーズは、酪農の景観と食文化が結合した重要な観光資源であり、高付加価値化したチーズは知名度が高く地域振興にもつながっています。
山岳地の酪農と持続可能な観光を中心テーマに、日仏の専門家の報告?対談から、両国の食文化と地域振興について考えます。
時間 | 講義内容 |
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18:30 | 開会の挨拶 藤森弘子(帝京大学外国語学部国際日本学科学科長/教授) |
18:40?19:00 | 報告①「ヨーロッパのテロワール?チーズの戦略」※逐次通訳 フィリップ?ジャンノー氏(クレルモン=フェラン獣医畜産大学教授) |
19:00?19:20 | 報告②「フランスAOCチーズのINAOへの統合:ワインとの比較から」※逐次通訳 クレール?デルフォス氏(リヨン第二大学教授、農村研究部LER部長) |
19:20~20:00 | 報告③「食文化を核としたルーラルツーリズムの日仏比較」 森崎美穂子(帝京大学外国語学部国際日本学科准教授) |
20:10~21:00 | 【対談】モデレーター:森崎美穂子 話題提供①「日本におけるフランスチーズの浸透と日本のナチュラル?チーズの現状」 本間るみ子氏(株式会社フェルミエ会長) 話題提供②「チーズづくりにおける高品質化の取り組みと地域の共生」 山口潮久氏(農業経営法人 les Noisetiers/アボンダンスチーズ生産者?審査員) |