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2022年01月20日

八王子キャンパス入学準備教育「帝京学」のフリップトクラスルームが行われました

2022年1月8日(土)、帝京大学八王子キャンパスにて、総合型選抜や学校推薦型選抜で本学に合格した入学予定者の中で希望者を対象に入学準備教育「帝京学」のフリップトクラスルーム(反転授業)を行いました。フリップトクラスルームとは、事前に同じ内容について予習した学生が参加し、授業ではその予習内容をテーマに学生同士で話し合う授業のことです。

当日は、教員への授業コンサルティング等を行っているSCOT(スコット)と呼ばれる本学学生スタッフが受付や案内、グループワークのアドバイスを行いました。教室に集合した約70人の高校生の緊張感が伝わる中、本学共通教育センター准教授 宇多浩より、本日のプログラムの説明など導入授業がなされました。宇多准教授の問いかけに対して、積極的に考える姿も見受けられ、参加者の意識の高さが表れていました。その後、1グループ6人程度に分かれて自己紹介を行った後、グループ名やリーダー、書記の役割を決めました。まだ緊張が抜けない高校生も多く、初対面で探り探りの状態から少しずつ話の糸口を見つけていく姿は初々しく、SCOTの学生や教職員のアドバイスを受けながら、話し合いを進めていきました。グループワークのテーマは本学の教育理念である「自分流とは何か」という、入学準備教育として事前に視聴した講義で提示されていた内容でしたが、各自の捉え方が違うため、お互いに意見を出し合いながら、書記を中心にホワイトボードに意見を書き込みました。その後、昼食をはさみ、少しずつコミュニケーションが取れてくると、意見が活発に交わされ、グループごとに個性を生かしたアプローチが見られました。SCOTの学生たちは「自分たちのアドバイスがいらないくらい、積極的に意見を出し合っている高校生の姿勢に驚いた」と話していました。約70分のグループワークの成果がホワイトボードに表現され、場所をプレゼンテーションに最適なACTrium(アクトリウム)に移すと、チームごとに3分間の発表が行われました。各チームで考えた「自分流」の発表に、本学理事長?学長 冲永佳史は、真剣な表情で聞き入りながらも終始笑顔で発表を見守り、拍手を送っていました。全11チームの発表が終わり、冲永理事長?学長が最優秀賞を選ぶ段階になると、「全チームの発表が素晴らしく差をつけるのが申し訳ないくらいだ」と大変悩んだ後、最終的な決定プロセスを含めて論理的にまとめていると評した6班の発表を最優秀賞に選びました。

このフリップトクラスルームでは、入学前に大学での授業を体験し、学科を超えた友人を作る貴重な機会にもなりました。今回は残念ながら参加できなかった高校生もいたと思いますが、帝京大学は皆さんの入学を心よりお待ちしています。

教育理念「自分流」についてはこちら
SCOT(スコット)についてはこちら

ACTrium(アクトリウム)

ソラティオスクエアCゾーン5階にある施設。
ゼミやサークルの成果発表の舞台として誕生したアクトリウムでは、レイアウトを自在に変更できる150脚の椅子や発表者を照らし出すスポットライトなど、プレゼンテーションを演出するさまざまなツールを用意している。
ACTrium(アクトリウム)の詳細はこちら

当日の様子01
当日の様子02
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