2023年01月27日
2022年12月3日(土)、日本原子力学会九州支部第41回研究発表講演会において、竹内 克さん(保健学研究科1年)が「空気を通過するα線の飛跡画像解析による飛跡構造を考慮した線量分布算出」という演題で奨励賞を受賞しました。
この研究は、断熱膨張型霧箱を用いて空気を通過するα線の飛跡画像を撮影し、飛跡画像解析から得られる空気中の荷電粒子飛跡に沿った電離密度分布から、細胞領域における微視的吸収線量の算出を検討したものです。α線による細胞領域における微視的吸収線量の算出は、標的α線治療などにおいて重要であり、今後の研究の発展が期待されます。?