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2024年07月05日

八王子キャンパス国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所副代表による特別講義を実施しました

2024年6月21日(金)、帝京大学経済学部国際経済学科講師 伊藤寛了のゼミにおいて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所副代表(法務担当) 阿阪奈美氏を講師にお迎えし、世界と日本の難民情勢に関する特別講義を実施しました。
特別講義の前日である6月20日(木)は、難民の保護と支援に対する世界的な関心を高め、UNHCRを含む国連機関やNGOなど、ほかのアクターによる活動に理解と支援を深める「世界難民の日」と定められています。阿阪氏の講義では、世界で難民など強制移動の状況にある人びとの数は日本の人口に匹敵する1億2000万人を超え、増加の一途をたどっていること、UNHCRが難民保護?支援活動を通して持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)が掲げる「誰一人取り残さない」世界実現に貢献していること、日本の難民受け入れ状況などを説明いただきました。講義を聴いた学生からは「難民はただ苦しんでいるだけではなく、その中でできることを行い、他者の力になっていることを知ることができた」「難民の中には自分がやりたいと思うことを実現している人も多く、想像だけで決めてしまうのはよくないと思った」「恵まれた日本で生まれたからには頑張ろうと思うことができた」などの感想が寄せられました。
本学は、UNHCR駐日事務所と国連UNHCR協会が運営する難民高等教育プログラム(RHEP)に2019年より参画し、現在はシリア難民、アフガニスタン難民の学生合わせて二人が本学で学んでいます。本学は今後もSDGs達成に向けた取り組みを推進していきます。

帝京大学のSDGsへの取り組みについてはこちら
伊藤寛了講師の活動レポートはこちら
経済学部国際経済学科についてはこちら

当日の様子01
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