福岡キャンパス福岡医療技術学部の学生が日本核医学技術学会九州地方会学術大会長崎?沖縄大会にて学生奨励賞を受賞しました

2024年7月6日（土）?7日（日）に長崎大学医学部良順会館にて、第38回日本核医学技術学会九州地方会学術大会長崎?沖縄大会が開催され、平田瑛介さん（福岡医療技術学部4年）が学生奨励賞を受賞しました。
平田さんは、帝京大学福岡医療技術学部診療放射線学科准教授 高木昭浩の研究室で研究を進めており、本大会では、「123I-MIBGを用いたHM比算出のための縦隔ROIの検討」という演題で、認知症検査の可能性を発表しました。認知症の中には神経伝達が上手くいかない病態を伴うものがあります。認知症の鑑別のため、心筋交感神経シンチグラフィという検査が行われており、H/M比を用いた評価値を用いています。検査は薬剤を投与してから2回行う必要がありますが、平田さんが発表した研究で、Ｈ/Ｍ比を1回の検査で推定できる可能性を見出しました。検査を省略できることにより、患者さんの拘束時間の短縮、検査の効率的な運用が可能となることが期待され、受賞に至りました。
本研究は、今後の核医学分野の発展に大きく貢献することが期待されます。

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