福岡キャンパス福岡医療技術学部の学生が日本診療放射線学教育学会学術集会にて優秀研究発表賞を受賞しました

2024年8月24日（土）、東京都立大学で開催された第18回日本診療放射線学教育学会学術集会にて、河﨑杏さん（福岡医療技術学部4年）が優秀研究発表賞を受賞しました。河﨑さんは、帝京大学福岡医療技術学部診療放射線学科准教授 亀澤秀美の研究室で研究を進めており、本学術集会で「バーチャルリアリティによる水吸収線量計測法教育システムの開発」という演題で発表しました。

放射線治療関連装置?器具が十分に設置されていない診療放射線技師養成校や付属病院が併設されていない養成校では、放射線治療の現場を体験することは難しく、座学で得た知識と臨床現場の結びつけが困難だと考えられます。そこで河﨑さんは、放射線治療時に必要な水吸収線量標準計測にかかわる知識や臨床技術の結びつけの支援、学習意欲向上、知識の深化などの教育効果改善につなげるために、バーチャルリアリティを活用した教育システムを開発しました。当日は、来場者にも教育システムを体験してもらい、多くの方から興味を持っていただきました。すべての演題に対する参加者投票の結果、多くの票を集め、今回の受賞に至りました。
本研究は、今後の放射線治療分野の教育に大きく貢献することが期待されます。

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