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2024年11月05日

脳神経科学アライアンス設立シンポジウムを実施しました

2024年10月29日(火)、東京大学福武ホール(東京都文京区)にて、脳神経科学アライアンス設立シンポジウムを実施しました。
このたび、帝京大学、東京大学、理化学研究所の三機関の包括的な教育?研究連携を推進するために、それぞれの機関から帝京大学先端総合研究機構(ACRO)、東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)、理化学研究所脳神経科学研究センター(理研CBS)の三者が協力した脳神経科学アライアンス(Alliance for Brain Science)を立ち上げるとともに、その連携の第一歩として三機関の共催、日本ゴルフ協会の後援によるシンポジウムを行いました。
シンポジウムは二部構成となっており、第一部では本学常務理事 冲永寛子をはじめとした各機関からのあいさつの後、本学先端総合研究機構機構長 浅島誠が代表し、脳神経科学アライアンス覚書の調印を行いました。また、「挑めアスリート脳の宇宙に 認知神経科学による新たな挑戦 ~アスリートのパフォーマンス向上に向けて~」と題し、脳の謎に挑む3つの研究機関の科学者が、それぞれの専門分野によるアプローチで脳の仕組みやイップスが起きるメカニズムに迫る講演を行いました。本学からは先端総合研究機構教授 岡ノ谷一夫が「小鳥の歌制御と聴覚フィードバック」をテーマに研究紹介を行いました。
第二部ではプロゴルファー 大江香織氏と中島和也氏による「プロゴルファーとイップス」をテーマとした特別対談に加え、本学スポーツ局長 岩出雅之による、帝京大学ラグビー部監督として全国大学ラグビー選手権9連覇に導いた経験に基づき、「多様化する学生意識へのアプローチ」をテーマに特別講演を行いました。

本シンポジウムは、定員を大幅に超える申し込みがあり盛況のうちに終了しました。ご参加いただきました研究者、アスリートの皆さま、参加者の皆さま、さらにはご支援いただいた日本ゴルフ協会の皆さまに深く感謝申し上げます。今後、このプログラムを第一歩として、帝京大学、東京大学、理化学研究所の包括的な連携体制のもとでさまざまな事業を展開していきます。

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