2024年12月13日
2024年12月12日(木)、帝京大学先端総合研究機構特任教授 甘利俊一が日本学士院の新会員に選定されました。
日本学士院は、学術の発達に寄与するために必要な事業を行うことを目的に文部科学省に設置された機関で、会員には学術上顕著な功績があった科学者が選ばれます。定員150名の会員により組織される日本学士院は、福沢諭吉を初代会長として創設された「東京学士院」を前身とする140余年の歴史があります。
新会員に選定された甘利特任教授は、さまざまな現象を数理的な手法によってその仕組みを解明する数理工学の分野において、人間の脳内にある神経回路網を模したニューラルネットワークの研究を行い、AIのディープラーニングなどの基礎となる理論を発表しました。現在は、本学先端総合研究機構のAI活用部門にて、AIに関する専門的な研究と学問領域を超えた横断的な研究に取り組んでいます。
甘利特任教授からは、「大変名誉なことです。これからも本学先端総合学術機構を中心に、AI時代の学術、教育、社会そして文明について考えていきたい」とコメントが寄せられました。
本学は、これからも研究活動を通して、さまざまな社会問題、社会的課題の解決に取り組んでまいります。
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