英皇娱乐_英皇娱乐平台¥国际官网

图片

トピックス

  • 教育?研究

2025年01月17日

増田ゼミが「古民家再生を通じた地域創生」をテーマに兵庫県加西市でフィールドワークを行いました

2024年4月~2025年1月、帝京大学経済学部の増田ゼミでは、教室を越えて地域社会とつながる実践的な学びの機会を大切にしており、「古民家再生を通じた地域創生」をテーマに、豊かな自然に恵まれた兵庫県加西市でフィールドワークを行いました。この取り組みを通して、学生が社会に貢献できる人材をめざし、成長を重ねています。
本ゼミ活動は、自然との共生や古いものを大切にする意義を学生たちに伝えたいという同学部経営学科准教授 増田里香の思いから始まり4年目を迎えます。築260年を超える古民家は、江戸時代に庄屋や両替商を担った歴史を持ち、家には両替の天秤や金銭活動を記す大量の古文書が残されていて、歴史研究も行われています。

フィールドワークでは、学生は市役所や地域の方がたへのインタビューや交流、古民家では障子張りや納屋の整理、蔵の写真撮影、裏庭でのハーブ園作りといった実践的な作業を通して、再生の過程を体験してきました。こうした活動を通して、学生たちはコミュニティ形成が地域創生において重要な役割を果たすと考え、現在は地域住民と協力しながら活動の幅を広げています。2024年には加西市の自治体と連携し、誰もが自由に収穫できるハーブ園構想が始動しました。この構想はイギリス北部のトッドモーデンで実施される「食べたら仲間」という理念、いわゆる「インクレディブル?エディブル」をモデルにしています。ハーブを植えて自治体の方がたとバーベキューをともにして、世代を超えた交流が生まれています。

本活動はSDGsの目標11持続可能な都市とコミュニティや目標15陸の豊かさも守ろうにも貢献しています。このような活動を評価され、帝京大学2024年度学生チャレンジ制度に採択されました。加西市はふるさと納税で兵庫県第1位を誇ります。このふるさと納税を支える地元企業でアラジントースターを製造する株式会社千石の工場見学では、製品づくりに込められた思いに触れ、地域貢献の意義を実感する貴重な機会も得ることができました。
昨年度に増田ゼミに所属し、さいたま市役所に内定した堀井俊克さん(経済学部4年)は、ゼミで地域課題に取り組む経験を通して、公務員としての役割を具体的に理解し、めざす方向性が明確になったと話します。今後も専門社会調査士の資格を持つ増田准教授の指導のもと、調査方法や守るべきルールを学び、その知識を生かして現地に赴き課題解決に挑み、現地で得た学びを分析し、その成果を発表会や報告書として社会に向けて発信していきます。

経済学部についてはこちら
帝京大学SDGsへの取り組みについてはこちら
帝京大学学生チャレンジ制度についてはこちら

当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03
当日の様子04
当日の様子05
当日の様子06
当日の様子07
当日の様子08
当日の様子09
当日の様子10
当日の様子11

トピックス一覧へ