2025年09月25日
2025年7月30日(水)、帝京大学文化財研究所は、カザフスタン国立マルグラン考古学研究所(カザフスタン?アルマトイ)とMOU(部局間の国際交流協定)を締結しました。
同研究所は、カザフスタン国内の遺跡の考古学的調査や文化遺産保護を牽引している機関です。中央ユーラシアの大部分を占める広大な国土で、多数の職員が調査にあたっており、国際共同研究も盛んです。しかし、発掘件数に比して自然科学的分析の専門家がまだ少ないため、国内の専門家の育成が求められています。本学文化財研究所が擁するこれらの分野のノウハウを生かした国際協力を進めるとともに、シルクロード学研究における共同研究を推進するため、本学文化財研究所所長 山内和也とマルグラン考古学研究所所長 Akhan Ongaruly氏は国際協力を進める今回の締結に至りました。
今後は、カザフスタン国内出土資料を用いた若手専門家向け研修や共同研究、シンポジウムの実施、日本への招聘などを通して、人材育成と共同研究の推進を図っていきます。
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