2025年11月12日
2025年10月25日(土)?26日(日)、帝京大学八王子キャンパスで開催された大学祭「青舎祭」において、学生団体共読サポーターズが共読フェスタを実施し、ビブリオバトル、共読古本市、ブックラリーの3つの企画を行いました。
ビブリオバトルは、ゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの書評合戦で、発表者たちがおすすめする本を持ち合い、制限時間内に魅力をプレゼンテーションし、観客が一番読みたくなった本を投票で決定します。初日は、11月23日(日)に長崎県で開催される全国大会本戦の出場権を獲得できる「全国大学ビブリオバトル2025関東Cブロック決戦」が行われ、東海大学、帝京大学、立正大学、千葉大学の学生4人が出場し、おすすめ本をプレゼンテーションしました。本学からは、共読サポーターズの大橋千怜さん(法学部4年)が出場し、『繭の季節が始まる』について、私たちがコロナ禍を体験したからこそ共感できるストーリーの魅力を紹介しました。これまで予選を勝ち抜いてきたバトラーの素晴らしい書評の中、観客の投票の結果、『地球星人』を紹介した立正大学の兎澤友紀さんが、全国本戦にコマを進めました。兎澤さんは高校生の時にもビブリオバトルに挑戦し、悔しい思いをしたことをバネに、本大会にて優勝したことへの喜びを述べました。
2日目は、マンガビブリオバトルが行われ、共読サポーターズの4人がおすすめするマンガ本をプレゼンテーションしました。5分間1本勝負の思い思いのプレゼンテーションが繰り広げられ、『ブルーピリオド』を紹介した山崎琉温さん(文学部2年)がチャンプを勝ち取りました。
また、共読サポーターズ全員が店主となり、テーマに沿ったセレクト本にコメントカードをつけ販売する「一箱古本市」や、本のタイトルを伏せ、おすすめコメントだけを見て読みたくなった本を選んでもらう「コメントマーケット」など、一味違った共読古本市を実施しました。さらに、メディアライブラリーセンター館内を巡りながら本にまつわるミッションに挑戦し、すべてクリアすると景品がもらえる「ブックラリー」を実施し、本を通して学生とコミュニケーションが取れる共読体験を提供しました。
帝京大学メディアライブラリーセンター(MELIC)が好き、本が好き、イベント運営をやってみたいなど、熱い思いを持った学生が本と人をつなぎ、読書の新しい魅力を伝える活動
学力の向上と情報編集力の獲得を目的とした全学的な読書推進プロジェクトとして2012年から実施している活動
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