2025年11月18日
2025年11月16日(日)、日本武道館(東京都千代田区)で開催された第69回全日本大学空手道選手権大会において、帝京大学空手道部は男子団体形、女子団体形、男子団体組手で優勝し、見事3冠を達成しました。男子団体形は6連覇で通算16回目、女子団体形は15連覇で通算17回目、男子団体組手は3年ぶり7回目の優勝となりました。女子団体組手も決勝まで進出し、接戦の末に準優勝を収めました。
男女の団体形?団体組手すべてにおいて落ち着いた戦いぶりを見せ、全種目が決勝へ進出しました。女子団体形は、10月の関東大学選手権決勝で敗れた国士舘大学との再戦となり注目を集めましたが、練習の成果を発揮し、力強い技で勝利を収め、笑顔の優勝となりました。
男子団体形の優勝に続いて行われた女子団体組手は、中部学院大学との接戦の末に惜しくも敗れました。しかし最後に登場した男子団体組手が、大将戦までもつれる大激戦を制し、3冠を達成、会場は温かい声援と拍手に包まれ、大きな感動に満ちました。
本学空手道部監督?師範 香川政夫は、監督人生最後の大会で3冠を達成したことについて、「試合には敗れた場面もあったが、選手たちは本当に良く戦った。最後の年に3冠を取らせてもらえて感無量です」と笑顔で選手をたたえました。
下級生時代に4冠を経験した4年生は、本大会に強い意気込みを持って臨み、香川師範の最後の大会で大きな成果を収めました。これまで培ったチーム力は新体制へと引き継がれ、さらなる飛躍が期待されます。
今後とも空手道部への温かいご声援をよろしくお願いします。
団体形
男子:優勝 帝京大学/準優勝 同志社大学/第3位 駒澤大学?国士舘大学
女子:優勝 帝京大学/準優勝 国士舘大学/第3位 駒澤大学?同志社大学
団体組手
男子:優勝 帝京大学/準優勝 京都産業大学/第3位 近畿大学工学部?法政大学
女子:優勝 中部学院大学/準優勝 帝京大学/第3位 京都産業大学?法政大学
優秀選手賞(組手)
弓削 慶介(医療技術学部4年)
千葉 優汰(医療技術学部4年)
竹内 絃喜(教育学部4年)
船戸 来輝(医療技術学部2年)
島 偉介(医療技術学部2年)
後藤 星奈(医療技術学部4年)
伊藤 藍(医療技術学部3年)
撮影:川本聖哉