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宇都宮キャンパスにおける地域連携
宇都宮キャンパスにおける地域連携

宇都宮を起点とし、周辺地域への社会貢献を行っています

子どもから大人まで、学問を楽しみながら体験できるイベントや地域住民の生涯学習の一助としての公開講座などを開催し、宇都宮市だけでなく、周辺地域も豊かにしていく活動を行っています。地域行政や各種団体とも連携し、学生?教職員、地域の方々が一体となった取り組みを行っています。

地域貢献の一環として、大学施設を貸し出しています

宇都宮キャンパスでは地域貢献の一環として、小学校?中学校?高校のクラブ団体を中心にテニスコート?野球場?柔道場?体育館?多目的グラウンドなど、学内スポーツ施設の貸し出しを実施しています。なお、貸し出しは、本学の行事や学生の利用が優先となります。
また、宇都宮キャンパスの校舎を囲む沿道には多くの桜の木があり、春には地域の方々が咲き誇る桜を観覧できるように、キャンパス内の桜が植えられたエリア等を開放しています。宇都宮キャンパスの桜を通じて、地域住民との交流の場が広がっています。

帝京大学春季キャンパス 開放場所

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  • 正門からバスロータリーまでの通路
  • 北門からバスロータリーまでの通路(グランド東側)
  • 本部棟前広場
  • 本部棟1号館南側の駐輪場への通路
  • 食堂棟東側レストスペース

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市民の生涯学習を支援するための大学です

生涯にわたり学習を続けていくことを目的として、宇都宮市が中心となって活動を行う市民大学で、地域の方々を対象とした公開講座を実施しています。宇都宮キャンパスも、生涯学習の支援、関心のある物事を追及できる場として参画しています。

「宇都宮市民大学」とは

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宇都宮市により1993年から実施されている取り組みで、大学連携や地域教育の推進が図られてきました。
宇都宮キャンパスもその一環として宇都宮市に在住?通勤?通学している方を対象に、公開講座を開講しています。経済学部地域経済学科の教授が中心になって講義を行っており、”経済”というテーマを若者から高齢者まで、年齢を問わず楽しく学べる内容になっています。

宇都宮市民大学

学園祭も高大交流の場になっています

宇都宮キャンパスでは、毎年11月に学園祭(帝祭)を開催しています。そこに出店する模擬店の一つとして、地域の高校に通う生徒たちの手作りによる花卉(カキ)や農作物を販売しています。

「高校?大学交流ひろば」とは

栃木県高等学校教育研究会農業部会のサポートを受けて2003年から始まった取り組みで、2012年には10回目の出店をしていただきました。
農業部会のネットワークにより毎年複数の高校が参加し、シクラメンやパンジーなどの花、白菜や米などの農作物、さらにはジャムや味噌などの加工品も販売しています。
販売されるものは、開催する年や参加校によって異なりますが、それら手作りの商品は売り切れが続出するほど、好評を博しています。

宇都宮市の産業集積の発展を推進しています

本学では、宇都宮市が次世代モビリティ産業集積戦略の具体化を図るために組織した「次世代モビリティ産業集積推進会議」に参画しています。本学以外にも多数の地域の企業や大学などが連携し、ニーズや課題を抽出し合い、戦略に基づいた各種支援や事業を検討し実施しています。

「次世代モビリティ産業集積推進会議」とは

次世代モビリティ産業集積推進会議

宇都宮市を中心に集積している航空宇宙?自動車?ロボット?情報通信など人やモノの移動性を高めるための技術を創造する産業を総称して、次世代モビリティ産業と呼んでいます。この産業における戦略の具体化を図るために組織されたのが、「次世代モビリティ産業集積推進会議」です。
ネットワーク戦略においては、コーディネーターによる技術相談や産学連携におけるマッチング支援。イノベーション戦略においては、企業の基盤技術の底上げを目的とした研究会の開催。情報発信戦略では、「夏休み子ども科学体験バスツアー」や「企業体験見学会」など、次世代のものづくりを担う子どもや学生たちへの興味喚起を図っています。
また宇都宮市のものづくり産業のさらなる振興をめざし、自律型ロボットの大会「WRO Japan うつのみや大会」を開催するなど、将来の人材育成においても積極的に取り組んでいます。

帝京大学における具体的な取り組み

  • 次世代モビリティ超音波振動研究会

次世代モビリティ産業集積推進会議

魅力ある栃木県づくりに貢献する、大学コンソーシアムとちぎに参加しています

栃木県下の大学では、教育、研究はもとより、多方面にわたって地域社会や産業界との連携に取り組んでいます。本学では「大学コンソーシアムとちぎ」に参加し、魅力ある新たな栃木県づくりに貢献しています。

「大学コンソーシアムとちぎ」とは

大学コンソーシアムとちぎ

「大学コンソーシアムとちぎ」は、高等教育機関が相互の連携?交流を強化し、各大学などの教育?研究を充実?発展させると共に、幅広く地域社会や産業界の活性化に貢献するため設立されました。
少子高齢化が進む社会状況において、高等教育機関の役割は大きく、それぞれ特色のある大学同士が連携することによって、総合的な教育機能を果たしていきます。大学が持てる知的資源などが地域社会や産業界の多様な力と連携することで、新たな地域力を掘り起こせると考えています。

大学コンソーシアムとちぎ">大学コンソーシアムとちぎ

宇都宮キャンパスが携わる主な取り組み

  • 学生&企業研究発表会
  • 事業委員会
  • 地域交流?大学広報
  • サテライトオフィス(産学連携窓口)
  • 連携講座(理工学部における単位互換制度)

航空宇宙技術の発展と技術開発に力を入れています

本学では、栃木航空宇宙懇話会(TASC)に参加し、一般企業、行政機関、そのほかの学術機関と交流し情報交換を図っていくことで、航空宇宙関連の産業が多く集まっている栃木県の技術の発展と技術開発の促進に力を入れています。

「栃木航空宇宙懇話会(TASC)」とは

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栃木県には、航空宇宙関連の素材、部品加工、電子機器、航空機機体、試験装置などの産業が集積しています。日本有数の航空宇宙産業の集積県として、航空宇宙関連諸活動のさらなる発展と産学官の交流、そして地域産業への波及を図るため、1997年に設立されたのが「栃木航空宇宙懇話会」、通称TASC(Tochigi Aerospace Conference)です。
設立以来、栃木県に拠点のある約90の団体が活動に関わり、さまざまな企画?イベントを実施しています。また、理工学部航空宇宙工学科を擁する本学もTASCの会長でもある久保田弘敏教授の指導のもと、取り組みに参加しています。小型人工衛星「TeikyoSat」なども取り上げながら、企業への技術の紹介?啓発のため講演を教員が行ったり、県民も参加するイベントを実施したりしています。

TASC 栃木航空宇宙懇話会

帝京大学における具体的な取り組み

  • 航空宇宙講演会 in Tochigi 2010 –太陽系と系外惑星–
  • 技術啓発のための月例研修会への講師派遣

栃木県を発信拠点として、自動車産業の振興と発展に取り組みます

栃木県では、自動車産業のさらなる振興を図るため、産学官金によるネットワーク「とちぎ自動車産業振興協議会」が構築されています。本学も幹事会員としてそのネットワークへの参加を行い、相互交流を促進するほか、各種支援事業の展開に取り組んでいます。

「とちぎ自動車産業振興協議会」とは

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とちぎ自動車産業振興協議会は、県内企業や大学、産業支援機関、金融機関などが連携しネットワークを形成することで、自動車関連産業にかかわる交流や情報交換の場を創出することをめざしています。さらには、中小企業における技術力の向上や人材育成?確保、販路の拡大などを支援をすることで自動車産業の振興を図っています。
また、次世代自動車の普及?研究開発促進のために企業に対し一定期間、電気自動車を貸し出す「電気自動車テスティング事業」や、県内企業の収益性向上や競争力強化を図るために、大手企業の協力により生産現場の改善を行う「現場改善研修事業」など、ユニークな活動も行っています。

とちぎ自動車産業振興協議会

帝京大学における具体的な取り組み

  • 電気自動車内部構造調査事業
    電気自動車「日産リーフ」を本学において分解し、企業向けの「電気自動車分解見学会」を実施
  • 摩擦振動を中心とした談話会
    ブレーキの鳴きや摩擦に関して、技術的な議論を行う研究会を開催
  • 複合材加工技術研究部会※における技術講演会
    航空機部品などに使用されるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)に関する研究部会において情報提供およびアドバイス等を実施
    ※とちぎ航空宇宙産業振興協議会との合同事業
  • 企業概要説明会
    県内企業の人材確保のため、学内において会社概要や採用情報などの説明会を実施

学生が中心となり地域の活性化をめざします

「ふるさと支援隊」に、経済学部地域経済学科の山田耕生講師(当時)の企画「菜の花畑復活プロジェクト」が採用され、宇都宮キャンパスの学生たちと協力し、農山村を元気にするための取り組みを行いました。

ふるさと支援隊とは

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埼玉県農林部農業ビジネス支援課による事業で、2010年に開始したプロジェクトです。少子高齢化や過疎化が進行し、農林業の衰退や地域活動の維持困難が起こる埼玉県の中山間地域を、大学生が持つ新しい視点や行動力で活性化することをめざしています。
本学からは、使用されていない農地を菜の花畑にすることで、農山村の活性化を図るプロジェクトである通称「菜の花畑復活プロジェクト」と呼ばれている企画が採用され、活動を行っていました。経済学部地域経済学科の学生は、講義で学ぶ専門知識や理論だけでなく、実際に地域を訪れフィールドワークを行うことで、より一層、地域活動に対する理解を深めます。地域の方々と交流しながら、問題と解決策を探る中で、地域活性化について実践的に学んでいます。

ふるさと支援隊

哲学対話を通して、宇都宮の活性化に貢献します

宇都宮キャンパスでは、大人と子どもがさまざまなことを「考え」、それを相手に「言葉で伝える」ことを目的とし、主に子育てや家族について対話を行う哲学カフェを開催しています。普段はじっくりと考えないようなことについて対話を行う機会を設けることで、さまざまな立場の考え方に触れ、新たな発見や可能性を見出すことができます。地域住民との活発な交流、子どもの教育や子育てに優しい街づくりをめざし、定期的開催に取り組んでいます。

哲学カフェの活動

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この活動は地域連携?高大接続の取り組みの一環で、哲学対話の手法を用いてさまざまなことを「考え」、それを相手に「言葉で伝える」ことを目的とし、テーマを決めて対話を行う時間を設けています。哲学対話は学校教育プログラムとして開発され、現在では世界中で用いられている手法です。
哲学カフェは日本全国で企画?運営されていますが、栃木県内では継続的に実施されていません。子どもの教育や宇都宮の活性化をめざし、県内初の哲学カフェの継続的開催に取り組んでいます。

哲学カフェとは

1990年代にフランスのパリで発祥した、市民のための「哲学公開討論」企画であり、誰でも自由に出入りできるカフェが会場として選ばれたことから哲学カフェ(café philosophique)と呼ばれるようになりました。市民のための権威に縛られず、市民が自由に哲学的話題について意見交換できる場としての機能や性格を持っていましたが、それが現在では、アメリカで誕生した学校教育プログラム「子どものための哲学(Philosophy for Children)」となだらかにつながって、日本で展開されています。

過去の活動

日付 テーマ 開催報告
2018年4月23日 道徳を教科として学校に導入することについて 詳細はこちら
2018年5月13日 子どもにとってお手伝いは仕事か 詳細はこちら
2018年6月2日 校則 詳細はこちら
2018年6月11日 「待つ」ということについて 詳細はこちら
2018年7月2日 お手伝いは必要か 詳細はこちら
2018年8月21日 桃太郎 詳細はこちら
2018年8月24日 なぜ「紙の本」に惹かれるのか 詳細はこちら
2018年9月15日 体罰 詳細はこちら
2018年9月29日 人の気持ち(心)がわかるって、どういうこと? 詳細はこちら
2018年10月10日 幸せとは何か 詳細はこちら
2019年3月24日 「嬉しい」「楽しい」って、どういう状態? 詳細はこちら
2019年4月25日 ロボットや2次元キャラとの結婚を制度として認めてもよいか 詳細はこちら
2019年5月15日 自由ってなんだろう? 詳細はこちら
2019年12月14日 お手伝いは、誰のため? 詳細はこちら
2020年1月22日 ルールをめぐる、あれこれ 詳細はこちら

帝京大学 サイエンスキャンプ