2023年11月08日
2023年10月24日(火)?25日(水)、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて第25回図書館総合展が開催され、帝京大学メディアライブラリーセンター(以下:MELIC)がブースを出展しました。
新型コロナウイルスの影響でオンライン開催が続いていましたが、今回は2019年以来の対面開催となりました。展示ブースでは、MELICで実際に使用している黒板本棚を設置し、本学学生の共読サポーターズの棚づくりを再現しました。ブース内では、共読帯づくりワークショップも行い、来場者との交流が行われました。
2019年の図書館総合展に参加し、対面開催経験者の小林捺哉さん(教職大学院2年)は、「図書館総合展は共読サポーターズにとって楽しみにしているイベントです。コロナ禍で対面開催されず残念でしたが、今回の開催で後輩たちにとっては今まで活動を続けてきて良かったと思ってもらえたと思います。オンライン開催は発信するだけが多かったですが、対面開催は来場者の方とコミュニケーションをとることができました。フォーラムで話をさせてもらいましたが、当時とは立場も違うし話す内容も変わったと自分自身も感じました。初日を終えて後輩たちの楽しんでいる姿や頼もしい姿が見られてよかったです」と感想を述べました。今回が対面形式での参加が初めての椎野さくらさん(法学部2年)は、「今回参加してみて、本に詳しい方がたくさん帝京大学のブースにいらっしゃったので緊張もしました。共読の活動について話をすることができ、多くの方と接するうちに徐々にコミュニケーションを取ることができました」と感想を述べました。
1日目は、教育学部教授 鎌田和宏と共読サポーターズのセッションが行われ、読書の魅力や中学?高校までの読書経験を話しました。会場に用意された座席は満席となり、多くの立ち見がでるほど、大変盛況なイベントとなりました。2日目には、全国大学ビブリオバトル2023「関東Cブロック決戦」が行われ、各予選会を勝ち抜いた代表者3人による書評バトルが繰り広げられました。本学からは高瀬晧太さん(文学部3年)が出場し、5分間で熱く本の紹介を行いました。結果、高瀬さんが紹介した「もぐ∞(もぐのむげんだいじょう)」が見事チャンプ本に選ばれ、高瀬さんは12月に行われる第14回全国大学ビブリオバトル~首都決戦~への出場を決めました。
4年ぶりに対面開催された図書館総合展は大変盛り上がりを見せ、学生も対面形式を存分に楽しんでいる様子が見られました。また、第25回図書館総合展は、2023年11月15日(水)までオンラインでも開催されています。共読サポーターズがパーソナリティとなりYouTubeでライブ配信を行う「共読Radio」、Zoomで双方向配信しながら館内を案内する「オンラインツアー」を出展しています。