本学のメディアライブラリーセンター(MELIC)では、編集工学研究所(所長:松岡正剛氏)との共同企画で、学力の向上と情報編集力の獲得を目的とした「共読ライブラリー」プロジェクトを開始しました。
「共読」とは本を勧めたり、読み合わせたり、評し合う読書の形態です。普通の読書が自己完結型とするなら、「共読」は発展的循環型の読書です。「共読」を習慣化することで、読書で得る情報を共有、交換し合い、その価値と効果を相互に高めることを可能とする新しい読書です。
黒板書架による魅力的な読書環境創出、本を介した新しいコミュニケーション?スタイル「MONDOプログラム」を実施するプロジェクトです。
共読を実践する学生「共読サポーターズ」を核に地域?社会と交流するコミュニティを運営するプロジェクトです。
読書力および情報編集力の獲得を支援、読む力を鍛える学修支援プログラムです。2017年度からは専用アプリ開発で操作性を改善、2018年度からは「伝わる文章力」が身につくカリキュラムに一部改訂しました。
総合的で継続的な共読環境の空間デザインを構築します。2018年4月にソラティオスクエアに完成したACT3、ACTriumは共読の理念で学びの空間をデザインしています。
学生のあたまのなかの「問いの原石」を引き出し、それを磨いて、企業やクリエーターと協働するプロジェクトです。学生と社会の出会いが「未来の図書館」をめぐる、さまざまなイメージを生み出しています。2019年度は読書モードに入るためのリーディングウェア「読書服」、からだで読む「色覚絵本」を製作しました。
MELICから飛び出して、キャンパス内の教室や学習室、周辺の住宅地や商業施設などに本をデリバリーする実験的プロジェクトです。本の持ち運びができる「オカモチ」や本棚付き三輪自転車「ブックル」の開発を進めています。