通訳論 「通訳」と聞くと、国際会議などで、英語から日本語、日本語から英語へと瞬時に訳す「同時通訳」を思い浮かべるかもしれません。外国語学部には、観光や航空関係の仕事をめざす学生が多く、この授業ではそのような職業で必要とされる英語力を鍛えるために、日本文化を英語で表現することを学びます。たとえば、日本人は異性に「告白」しますが、アメリカ人男性は女性に向かって“Do you wanna go out with me?”と言います。「僕と一緒に出かけたいですか?」という意味です。なぜこのような違いが生まれるのでしょう?
グローバルスタディーズ入門 現代社会はグローバリゼーションの影響を多大に受け、相互依存の関係にあります。私たちの身の回りにある多くの製品は、諸外国での工程を経て手元に届きます。しかし、さまざまな恩恵を受けているにもかかわらず、私たちは製品の工程や原材料輸出国が抱える社会問題については驚くほど知りません。本授業は、2015年9月に国連総会で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」を念頭に、グローバルとローカルの複層的視点から、現代社会の諸課題について理解を深めます。具体的には、国際社会が織りなす複雑な相互依存の関係性から、いかに格差、貧困、環境破壊などの諸問題が生じているのかを、スマホや衣類、チョコレートなどを題材に、原材料輸出国の視点から学びます。本授業ではグローバル?サウスの現状を理解し、地球市民として何をすべきか、解決策を模索していきます。
成績評価と単位認定
成績評価
GPA制度について
GPA(Grade Point Average)制度の導入の趣旨は、1. キャンパスとして統一した基準を作成すること、2. 公平性に優れた基準であること、3. 国際的に通用する基準であることとし、学修の成果をGPAという客観的な数値で評価するものです。またこの制度は、欧米の大学で採用されている成績評価制度に概ね準拠しており、海外留学、海外の大学院進学、外資系企業への就職などの際に学力を証明する指標として、海外でも通用する成績評価制度となっています。