2022年08月17日
2022年7月18日(月)~7月22日(金)、医学部5年生の衛生学公衆衛生実習(ベトナム実習)を5日間に渡り実施しました。本実習は「帝京大学とベトナム国立小児病院およびハノイ医科大学間においての単位互換協定の締結」を基に、コロナ禍でありながらも3年ぶりに渡航による実施が実現しました。
「世界やアジアで発生している感染症の実状を視察、今後の医療活動に役立てる」「国際的視野にたった医療人をめざす」ことを目的とし、臨床実習、国際保健、予防医学、医療システム?アクセスの観点も含めて学習を行いました。 ベトナム国立小児病院では各診療科?部門および研究室を見学、臨床実習(Bed Side Learning)を行い医療機器やベトナムの医療事情等について体得しました。ハノイ医科大学では両国においての新型コロナウイルス感染状況の情報交換および感染症の地域的特性に関する講義を受け、改めて理解を深めました。また、JICAベトナム事務所ではベトナムでの保険医療協力?支援活動およびJICAの取り組みについて知見を広めました。本実習を通して、学生たちは感染制御や国際医療、ベトナムの医療事情について学び、多角的な視点から理解を深め、今後の課題を捉えることが期待されます。