「実学」という本学の教育指針のもと、理工学部は、実践を通して論理的な思考を身につける実学教育を徹底しています。理念の実現のために、豊富な経験を持つ教員陣による質の高いカリキュラムが組まれ、学部や学科を横断した取り組みや産学官連携のプロジェクトも始まっています。
帝京大学の教育理念である「自分流」とは、自分のやりたいこと、個性を発揮できる場を見つけることです。それには多様な体験を通して、自分の学びが社会のなかでどう役に立つのかを実感することが大切です。理工学部には企業で実践的な研究を重ねてきた教員も数多く、また二級自動車整備士国家試験の受験資格が取得できる機械?精密システム工学科のオートモビル?テクノロジー?コースや、ヘリコプターパイロットをめざす航空宇宙工学科ヘリパイロットコースといった資格取得のためのコースを設置するなど、本学部ならではの質の高い「実学」を通じて、自分の適性や自分が本当にやりたいことは何なのかということを肌で感じることができます。
民間企業でのものづくりを極めてきた教員、海外での豊富な研究実績を持つ教員、最先端のテクノロジー研究で各方面から注目を浴びている教員、そして旅客機の機長としてキャリアを積んだ教員など、理工学部の教員陣はまさに多士済々です。これら教員陣の人材育成にかける熱意を原点とし、帝京大学の教育指針である「実学」「国際性」「開放性」が形になっていきます。
筑波大学大学院システム情報工学研究科博士課程を修了。同大学Cybernicsプログラム単位取得。愛知淑徳大学人間情報学部講師を経て2011年より帝京大学理工学部情報電子工学科に勤務。
担当授業は、応用プログラミング1、ロボットセンシングなど。専門分野は、知的情報処理、ソフトコンピューティング、人支援技術。
日本女子大学大学院博士課程修了。国立精神?神経医療研究センター神経研究所研究員、山梨大学医学部助教を経て2014年より帝京大学理工学部バイオサイエンス学科に勤務。
担当授業は発生生物など。専門分野は神経科学、神経生理。
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宇都宮キャンバスでは、理工学部の各学科間、さらにキャンパス内に設置されている文系学科の経済学部地域経済学科、医療系の医療技術学部柔道整復学科を含めた、学部?学科間の緊密な連携に取り組んでいます。例えば理工学部の「航空産業論」はオープンカリキュラム制度により地域経済学科の多くの学生が受講し、学部を越えた学びの場となっています。また「鳥人間コンテスト2013」の人力プロペラディスタンス部門で4位に入賞したSky Projectでは、機体の設計?製作は航空宇宙工学科が中心となり、パイロットのトレーニングは柔道整復学科が全面的にサポートしました。宇都宮は航空宇宙関連企業や自動車関連企業が多い地域であり、地域に根ざした産学連携も始まっています。