日々の卒業研究指導はもちろん、調べてまとめプレゼンする技を磨くため、毎週定期的に勉強会を開き発表させています。また、学内外での実験教室を担当する事も多く、卒研生にも補助者として参加してもらっています。縁あって研究室に集う1年間に、多くの事に挑戦し、苦楽を共にする場を提供するよう心掛けています。
教員名?所属 | 梶谷正行 / 理工学部バイオサイエンス学科 |
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専門分野 | 遺伝子工学、理科教育 |
研究テーマ | 遺伝子の構造と機能、DNAタイピング、実験教室のプログラム開発 |
研究キーワード? | 分子遺伝学、遺伝子工学、理科教育 |
教員紹介URL?? ? | https://www3.med.teikyo-u.ac.jp/profile/ja.6fcb1e0a29ef5a2a.html |
大腸菌のRNA結合タンパク質であるHF-Iは、最初、ある種のバクテリオファージの増殖に関わる遺伝子として発見されましたが、大腸菌内でも遺伝子発現の微調節をしているタンパク質です。この遺伝子を部位指定で改変し、変異遺伝子から合成される変異タンパク質の機能を比較検討し、構造と機能の関係を明らかにしようとしています。
生物種の分類同定は、形態学的な分類からDNAによる分類に変化しつつあります。身近な昆虫であるトンボの世界も同じで、特にカワトンボの分類は、ここ十年余りで大きく変化しています。大学周辺で採集できるカワトンボからDNAを採取し、DNAタイピングで種の検証を試みています。
小中高の現場でも簡単に実施できる科学実験や理科工作の開発に取り組んでいます。身近にある市販の材料を使い、また、異なる単元の題材を組み合わせるなどの工夫を重ね、さらに学内外での実践を通じて改良もしています。(帝京大学サイエンスキャンプ等の案内も併せてご覧ください。)
題名 | 研究室 | 内容 |
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Nonlinear electrical impedance spectroscopy of viruses using very high electric fields created by nanogap electrodes | 遺伝子工学研究室 | 詳細 |
先生方が日々取り組んでいる研究について、どのようなきっかけで取り組むようになったのか、その研究はどのような形で社会に生かされていくのかなど、研究室紹介だけでは紹介しきれない内容や、普段なかなか知ることのできない先生方の研究に対する熱い思いなどをご紹介します。