自動運転は、単にドライバーを運転操作から解放させるだけでなく、新たな交通手段としてのモビリティを生み出します。さらには、従来の交通手段をも組み合わせたさまざまな交通システムを生み出し、私たちに新たな生活を提供してくれようとしています。
そのような状況を見据えて、当研究室では、地域内の生活者のための自動運転技術を開発します。例えば、自動運転モビリティが普及すると自らの脚で歩く機会が減ることが懸念されますが、我々は、自動運転の技術が歩行機会を増やし、歩行運動を支援できると考えています。そこで、単に乗るだけでなく様々な機能を有する自動運転モビリティを研究開発します。
教員名?所属 | 井上秀明/理工学部機械?精密システム工学科 |
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専門分野 | 自動車運動力学/自動運転 |
研究テーマ |
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研究キーワード | ビークルダイナミクス、自動運転、自動制御、運転特性、事故データ分析 |
教員紹介URL | https://www3.med.teikyo-u.ac.jp/profile/ja.434c5963cca88fdc.html |
地域内移動のための自動運転モビリティの研究
地域固有の交通環境に適合し、地域生活者のニーズに応える新たな自動運転モビリティを開発します。たとえば、高齢者がいつまでも健康で自分の足で歩けるよう歩行運動を支援する自動運転モビリティを研究開発します。
歩行支援の研究
自動運転モビリティが歩行運動を支援するとき、なぜ歩行が楽になるのかを力学的観点からと生理学的観点から明らかにする歩行支援メカニズムの解明研究を行っています。
先生方が日々取り組んでいる研究について、どのようなきっかけで取り組むようになったのか、その研究はどのような形で社会に生かされていくのかなど、研究室紹介だけでは紹介しきれない内容や、普段なかなか知ることのできない先生方の研究に対する熱い思いなどをご紹介します。